剣 と 華
剣と華
社会には裏と表があって、人生は山あり谷ありです。良寛は「裏を見せ表を見せて散る紅葉」と詠んでいます。表裏の究極は生と死であり、これに着目して彫ったのがこの作品です。 「剣と華」は貧困と富裕、戦争と平和等に通じる「裏と表」の関係にあります。鬼の持つ剣と観音菩薩の華を500円硬貨の表裏のデザインを利用してレリ−フしたものです。菩薩の慈悲に富んだ平和の祈り、間違っても鬼の剣が活躍することのない様に願っています。
表面
コインを用いた理由 コインは"Coin Toss"に用いられる様に、表裏を選択するのに使われる代表的なものです。
裏面